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筑波大学数理物質系物理学域
宇宙観測研究室
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宇宙観測研究室ホームページへようこそ。

本研究室では、サブミリ・テラヘルツ波や赤外線において地上で唯一最高の観測環境にある南極内陸部高原地帯に口径10m級テラヘルツ望遠鏡を建設し、 可視光では見えない遠方宇宙にある暗黒銀河等の観測を目指しています(南極天文学の推進)。 また電波干渉計ALMA、野辺山45m鏡、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡なども用いて、我々の銀河系の構造、星形成領域、系外銀河、活動的銀河中心核 と巨大ブラックホール、銀河の形成と進化、最遠方銀河、宇宙マイクロ波背景放射などの観測的研究を行っています。

最 新 情 報

親子向け 天体観望会 が11月28日(金)に開催されます(無料・要事前申込み)。自然D棟屋上に設置してある口径30cmドーム望遠鏡を中心にいくつかの望遠鏡を使って月や土星を観察します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。 親子観望会

トピックス

                  
2025年9月15日 南極天文の研究者が一堂に会してそれぞれの研究開発に関する議論を行う SCAR AAA 2025 がタイのPhuketで開催されました。久野さん、本多さんが日本の南極天文研究に関する口頭発表を行いました。
2025年9月9日 日本天文学会2025年秋季年会 が山口県の海峡メッセ下関で開催されました。本多さん、小関さんは口頭発表を、Shaohuaさん、岩木さん、菊田さん、高岸さん、照井さん、濱田さんはポスター発表をそれぞれ行いました。
2025年9月3日 博士前期2年の岩木さんと菊田さんが JAO Visitor Program に参加し、チリ共和国にあるALMAで滞在しました。
2025年9月1日 事務補助員の益子詩織さんが再び着任されました。
2025年7月11日 野辺山宇宙電波観測所の望遠鏡のユーザーが集まる 野辺山開発プログラムミーティング に博士前期1年の郡山さんが参加して、グルノーブルと共同開発した超伝導センサーKIDについて口頭発表を行いました。
2025年7月1日 超伝導検出器とそのアプリケーションについての国際学会 LTD2025 がアメリカのNew Mexicoで開催されました。博士前期2年の佐藤さんが参加してグルノーブルと南極用に共同開発した超伝導センサーKIDについてポスター発表を行いました。
2025年6月1日 新しく助教の西村優里さんが着任しました。
2025年3月25日 筑波大学大学院の学位授与式にて、 博士前期2年の碓氷さんが研究学群長賞を受賞しました
2025年3月25日 筑波大学の学位授与式にて、 学類4年生の濱田さんが理工学群物理学類長賞を受賞しました
2025年3月25日 筑波大学の学位授与式にて、 学類4年生の照井さんと濱田さんが卒業研究ベストプレゼンテーション賞を受賞しました
2025年3月25日 筑波大学・大学院の学位授与式が行われました。 博士後期課程を1名・博士前期課程を6名が修了し、学類生6名が卒業しました
2025年1月28日 南極に滞在中の助教の本多さんがドームふじ観測拠点IIでの作業を完遂して昭和基地へと帰還しました。 66次隊での天文の活動が 極地研ブログでまとめられています
2024年10月27日 助教の本多さんが 先遣隊として南極へと出発しました
2024年8月22日 弘前大学で 銀河・IGM研究会2024 を開催しました。 修士1年の大曽根さんが最優秀グループ発表賞を、修士2年の碓氷さんが優秀グループ発表賞を、それぞれ受賞しました。
2024年6月24日 助教の本多さんが 第66次南極地域観測隊 として決定されました。 よしくに(有)の櫻井さんとともに南極のドームふじ観測拠点IIで天文観測の準備作業を行います。
2024年7月7日 助教の橋本さんらの共同研究が Nature 誌に掲載され、プレスリリース されました。133億光年かなたの星団の発見に関する研究です。
2024年7月6日 一般の方々に向けた 第15回七夕講演会 が開催されました。ついに南極へと出発する電波望遠鏡の状況や観測展望について本研究室の久野さんが講演をしました。
2024年5月27日 助教の橋本さんらの研究が 岩波書店『科学』6月号 の特集で紹介されました。
2024年4月1日 助教の橋本さんが 河合塾みらいブックで取材 を受けて、宇宙観測研究室の様子を紹介しました 。
2024年3月30日 本研究室は今年度で開設20周年を迎えました。卒業生や在籍していたスタッフを招待して 記念祝賀会 を開催しました。
2024年3月25日 筑波大学の学位授与式にて、 学類4年生の佐々木さんが卒業研究ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
2024年3月25日 筑波大学・大学院の学位授与式が行われました。 博士後期課程を1名・博士前期課程を3名が修了し、学類生6名が卒業しました。
2024年3月15日 宇宙史研究センター南極部門ワークショップ が開催されました。南極天文に関する望遠鏡開発研究の活動報告や南極での活動に向けた準備、将来の南極望遠鏡実現に向けた開発について、議論を行いました。
2024年2月2日 助教の橋本さんらの共同研究がプレスリリース されました。宇宙初期に存在したクェーサー(超巨大ブラックホールを宿す天体)から強烈な分子ガスの噴き出しを捕らえました。読賣新聞などにもこの研究が掲載されました。
2023年12月16日 南極天文に関する日本と中国の活動について情報を交換するため、日中の南極天文ワークショップが筑波大学で開催されました。
2023年12月13-14日 宇宙観測の研究を行っている筑波大学・北海道大学の両研究室で交流を深めるため、合同研究会が開催されました。研究活動をより促進するため、学生・スタッフがお互いの研究内容を発表して議論を行いました。
2023年11月27日 助教の橋本さんらの研究が東京新聞で紹介されました。
2023年11月4日 助教の橋本さんらの研究が第26回筑波大学ホームカミングデーで上映されました。
2023年9月19日 助教の橋本さんが日本天文学会で記者会見を行い、その研究成果がプレスリリースされています。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とアルマ望遠鏡の最強タッグで最遠方の原始銀河団をとらえました。日経新聞などにもこの研究が掲載されました。
2023年8月26日 一般の方向けに、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所の特別公開が現地(8/26)で実施されました。本研究室からも出展がありました。
2023年8月22日 URSI GASS 2023 が北海道の札幌で開催され、電波を扱う様々なトピックについて研究報告・議論がなされました。本研究室からは助教の本多さんと大学院生の瀧口さん、山本さん、小関さんが口頭発表を行いました。本多さんは Young Scientist Awards を受賞しました。
2023年8月4日 静岡県の浜松で開催された 銀河銀河間ガス研究会 に橋本さん、馬渡さん、山本さんが本研究室から参加しました。理論・観測が一堂に会して研究結果の共有・議論を行いました。研究会中のグループワークで、博士後期2年の山本さんのグループが最優秀賞を受賞しました
2023年7月24日 超伝導検出器とそのアプリケーションについての国際学会 LTD20 が韓国のDaejeonで開催されました。大学院生の丹羽さんが参加してテラヘルツ強度干渉計に用いる超伝導検出器について口頭発表を行いました。
2023年7月14日 助教の橋本拓也さんらの共同研究がプレスリリースされました。アルマ望遠鏡で132億光年かなたにある天体を長時間+高分解能で観測し、銀河内部にある星・塵・電離ガスの空間的な分布を詳細に明らかにしました。
2023年6月1日 サーバーの更新作業にともなって一時的に研究室webページにアクセスできなくなります。13:00から3時間程度を予定しております。ご迷惑をおかけします。
2023年4月27日 研究室卒業生の浦さんが中心となって研究を進めた 論文 がApJから出版されました。
2023年4月24日 一般市民(中学生以上)向けの第12回七夕講演会が、7月8日(土)に開催されます(無料)。皆様のご参加を心よりお待ちしております (参加方法はこちら)。
2023年4月1日 新しくポスドク研究員の馬渡健さんが着任しました。